自来也のウィッグを作ったよ

自来也のウィッグ作りについて書いて行こうと思う。

とりあえずは構造的にどうなってんのかの研究から入る。
原作はもちろんのこと、ゲームのキャプチャ画像や既に三次元化されているフィギュア、そして他の自来也レイヤーさんがどう表現しているのかを調べて構想を練る。

作るウィッグの毛流れ、跳ね方、長さ、ボリュームをメモしていく。

厄介なのが後ろ髪だ、フィギュアによっては膝くらいまで長さがある。
そしてふさふさしているので単に垂らせば良いわけではなく、マダラみたいに途中途中毛を足していく、という作り方しかない。

で、こういうプランにした。

まず首から太ももの裏までの長さの長い毛たぼを作成、わたのままではなく布で包む。ついでに中に針金を入れて芯にする。

この毛たぼを地のウィッグになんらかの形で取り付けた後、地のウィッグの毛を毛たぼにボンドで貼り付ける。

余った地のウィッグの毛で結び目の下の最初のもふもふを形成、そのもふもふの下にどんどん毛を付け足していって長いもふもふにする。

マダラ同様かなりの毛量を必要とするのでスワローテイルのスーパーロングウィッグをとりあえずふたつ購入して製作することにした。

https://swallowtail-wig.com/smp/item/slo-1001.html

ウィッグ制作の前に、マダラと同じように専用のウィッグスタンドを作成。

まぁ、こんなもんよりずっと長いウィッグになるわけだが……

さて、まずはこのふたつのスーパーロングウィッグをさばこう。

ひとつは普通にマネキンヘッドへ。

もうひとつは丁寧にバラしていきます。

3列ずつ、適当な毛束に

切り分けていって、ジップロックへ。

頭頂部以外だけでこの量の毛束になりました。

で、次。マネキンの方の頭周りをカットしていきます。

カットした毛はひと束ずつ根本をレジンで固めていきます。

レジン液を毛束に浸透させて

硬化させる。裏側も同じく。

毛束が出来ました。

この要領で頭頂部周りをカットしてレジンで毛束にしていきます。

ウィッグ分解版と合わせてこの量になりました。

で、分解した方の頭頂部が余っているわけですが

これはマネキンヘッドに装着した方のウィッグの頭頂部にくっつけます。

 

レジンをマネキンヘッドのウィッグのつむじに垂らして頭頂部部品をくっつけて硬化

こんなボリュームが出来上がりました。
頭部周りのふわふわ感を出すためにふかしまくってこんな感じに。

ここから少しずつ毛束をまとめてツンを形成しつつカットを入れていきます。
と、言いたいところだけど頭頂部は十分な毛量があるが後頭部の毛量が心許ないので

毛束を植毛していきます。
生え際を露出させて

レジンで接着。

後頭部も十分な毛量になりました。

で、ふかし……と言いたいところだけど、後ろ毛とのジョイントを作るのを忘れていたので作ります。

口径の大きい飲み物の缶を切りまして

お花みたいにしてから

ジョイントしたい部分にくっつける。

くっつけた周りにまた毛束を植毛。

長い毛束しかなかったから適当に切って、切った余りはまた毛束にしておきます。

頭頂部はふかしの層を作って層の上にふわっと毛を出すことにしました。

で、その毛をどのくらいの長さにするのか額当てをつけて鏡でチェック………
うーん、自来也って額当ての布の結び目がないんだよね、毛で覆われてる下にあるということだろうと思うけどコスする度にその作業やだな?

というわけで額当てをウィッグにくっつけてしまうことにした。
レジンはUVの光が届かないと硬化しないから、ここはボンドG17を使用。
初期粘着後24時間待って完全接着を待ちます。

顔面を下にして放置。

ボンドの接着を待つ間に後ろ毛の芯になる毛たぼを作ります。

なぜか家にたくさんある接着芯地で細長い袋状の物を作ってから、中に仕込む針金を曲げて後ろ毛の形を作る。

マダラの毛たぼは100gだったけど余裕を持って300g買ってきたので、袋に針金を入れてわたを詰めていきます。

100gでこれだけあるんだから3つは多すぎたかな、と思ったけど

300g全部使い切りました。

これをスクリューキャップ部分に接着するんですが、アルミはレジンと相性が悪いようなので金属専用の強力接着剤を購入。

https://amzn.to/3HNUXkT

接着します。

 

10分から硬化が始まり2時間で概ね固まる、完全硬化は24時間だったのである程度硬化したらクッションで高さ合わせて1日放置しました。

無事に強力接着できたので後ろ毛を生やしていきます。

この後ろ毛の植毛には一週間かかりました💦

使用したウィッグもスーパーロングウィッグを更に2つ足して全部でウィッグ3.5個分です。

植毛したけど毛たぼの地肌が見えちゃいそうな部分は木工用ボンドでくっつけて完全な毛の塊に見えるようにしまして。

東部とのジョイントでくっつけました、が、ここまで後ろ毛がボリュームと重さがあるとジョイント外れそうなのと、後ろ毛がデカすぎてもはや頭部を取り外す必要性ないな!と思ったのでジョイント部分をアルミ専用の接着剤でガッツリ固定しちゃいました。

ジョイント式にした意味🫠

このままだとモサモサすぎるので後ろ毛をカットしてすきバサミですいてふわふわ感を出します。
この作業も丸2日くらいかかりました。

カットが終わってだいぶスッキリしたので、次はこれをふかしてふわっとさせます。

違いがお分かりいただけるだろうか。

このふかしは半日で出来ました。
今まで時間めちゃくちゃかかってた分早く出来たと感じてしまう。

あとは頭部周りの毛量や毛流れを調整したら完成です。

正面(?)の写真

後ろはこんな感じ

 

いい感じにもふりましたね!
ただ後ろの毛、かなーり重くて、すぐにずれてしまうので、他のレイヤーさんから教えてもらった強力なウィッグ固定接着剤を使ったのですが、おでこのその接着剤だけであの毛の塊を支えていたのでお肌にはかなり負荷がかかりました💦

ちなみにその接着剤はこちら。
専用リムーバーもセットで買おうね。

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